こころのいちばんやはらかいところ

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One


無遠慮な孤独は沈黙などしないので
世界は辻褄の合わないことだらけで
達成された違和感を問いただそうとはせず
ずいぶん昔に居たかもしれない私を呼び出した

まだ
名のない頃
何をみて笑っていたのか
知りたがったのは誰だったのか

私をさておき

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ひぐらし鳴いて


嗚呼、
ひぐらし

例えば
今、まさに別れ話を持ち出されて
鼓膜が私を護るため
白く濁ったとしても
透き通った羽根の
透き通った七色は
死の上で艶やかに震える生

「あっ」と「ずっと」はひとつの線
うんざり飽きたメビウスの輪

彼等は遠巻きに囲い
私は埋没する
彼等は交信を断ち切り
私は唖然とする

音なき君の唇を読み

嗚呼、
ひぐらし

反響す

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