こころのいちばんやはらかいところ

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雨の降るまえに

誰にも追いつけない
「時」の積み重ねにすべてを委ねて

だけど思い通りに動かない時間軸は
壊れた時計のように止まってしまった
歯車のなかで引っかかった二つの影
きみの時計も
わたしの時計も
違う世界の時を刻もうとしてる
ああ、それが運命だったのか
そういう運命だったのか
積み重ねた時間は誰のもの
手のひらに戻された「時」をみつめ
托された明日を憂う
庭の深緑は雨を待って
落ち合えるとおもった東屋は
沈黙を守る準備にとりかかる
だれよりも君を想っていたのに
この庭に君の後姿をみることは──

誰にも追いつけない
「時」の積み重ねにすべてを委ねて

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