こころのいちばんやはらかいところ

-

名のない花

いつかあなたが居なくなっても
あたしが毎日あなたを想っても
困らないような想い出をください
縁側のペンキはもう塗りなおさないけれど
今日も隣にあなたが居るように話しかけて
垣根の外の怪訝そうな人影も
そのうち慣れてくれるでしょう
あたしにもいつの日か
あなたを想う姿が縁側から消えて
あたしの庭はやっと沈黙を迎える

荒れた庭の片隅に
小さく芽吹いた名の無い花
あたしが埋めた一粒の種

私たちの白い花
それは嬉しそうに風に揺れて

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。