こころのいちばんやはらかいところ

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シークレットガーデン

誰も知らない荒れ果てたこの庭に
ポケットの中にひとつだけ残っていた種を
種をひとつ埋めました
季節はずれの上に堅い殻
あたしが生きている間に
芽吹かないかもしれません
千年経っても
花は咲かないかもしれません
そのまま朽ちて土になっても
「後悔」の墓標を立てるくらいなら
そうしようと思いました

いつか日溜りのなかで
微笑っていられるように
素直だったあたしを──
褒めてあげられるように



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