こころのいちばんやはらかいところ

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夜の散歩

日常が終わった小雨の中
すき間のある夜道を歩く
すれ違うのは健康を気遣う年配グループ
あたしよりずっと元気だ

まだ気だるいアスファルト
本を探しにブックオフまで
深夜営業に吸い込まれていく人影は絶えず
あたしもその一人になる

本に囲まれて仕事がしたい
印刷された紙の匂いが好き
募集の張り紙は門前払いの数字で苦笑い
あたしは少し皺がでてる

待っててくれたように一冊
今日は一日さがしたんだよ
「君に合いたかったんだ」と大事に抱え
あたしの今日は報われる

今夜は少し長くなる 散歩の続き

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