こころのいちばんやはらかいところ

-

例えば生きる辛さについて

存在のない静かな時間
居るけれどもいないすき間
手を伸ばしても届かない在り処
沈黙は正しく 間を繋ぐおしゃべりには
少しだけ罪の無い優しさが混ざっている
夢は夢、今は今
思い出に質問するけれど答えは無く
「雨が近い」と 赤が混ざった夜空が答える
哀しみと肌の温もりのようなものが
明日を創るのだと
指がそういう文字を書く
気付きは瞬きの瞬間に過ぎることを
知っているのは睫毛だけ
だから本当は運命に目をつぶってはいけない
手の平に「好き」と書いてみたけれど
不快な感触が身体に走るのは
何故なんだろう
「嫌い」と書いても同じなのは
何故なんだろう
鈍感なふりをしていても助けられず
粉々に微粉末のようになった硝子は
何かを傷つけることもなく
指紋の間に忘れられたように収まって
意味も無く静かに笑っている
次に何になれるのかも当てはなく
光が届いた時にだけ小さく輝くけれど
あなたが一粒と呼んでくれなければ
誰にも気付かれない

悲しいね
きれいだけれど 悲しいね

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。