こころのいちばんやはらかいところ

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何処まで行こう

足音が聞こえた季節だから
散歩でもしようかな
駐車場のフェンスの影が
気弱そうに道を飾る
真夏には日よけにもならなくて
うだる暑さの八つ当たりに
踏ませてもらったバス通り
今日は何処まで行こう

ねぇ、空が高くなったよと
伝えようとしたけれど
季節風はあたしより先に
君の瞳を奪ってしまう
窓越しに不細工な雲をみつけて
まるであいつみたいだな、と
思い出し笑いをしてくれるかな
今日は何処まで行こう

どこが似ているのかって
意地っ張りは横綱級
心に落とした影を踏んで
こんちくしょう、と思うとこ
君の持ってる時間の中に参加して
すすんでつまづき駄々をこね
退屈しないでしょ?と押付ける
今日は何処まで行こう

”色褪せない心”でいないと
文字盤のない時計になる
なにも書かずに閉じる日記は
もう要らないから話続けて
夢に鈍感だった日々の行進のなか
ひとすじの風に背中を押され
ちゃんと自分の足で歩けよ、と
だけど今だけおんぶして!

いちど言ってみたかっただけだよ
今日は何処まで行こう

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