こころのいちばんやはらかいところ

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こっち側

俯くのにうってつけの日陰の道を
黙々と歩いておりました
屈託なく自然に洩れた
あなたの笑顔に出合ったような
束の間の日向に包まれた時だけ
生きていて良かったと思うのです

自転車の影があまりにも得意げで
踏まないように気遣いもしました

幸せの行方を知ってる人々たちは
向こう側をあたりまえに
それでも私は横断歩道を
そのためだけに渡ろうとはしない
こっち側を歩くのはいのちの癖かな
そんなひとり言を口にしてみました

ふわっと包まれたときの日向の暖かさを
忘れられなくて黙々と歩くわけなのです

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