こころのいちばんやはらかいところ

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Jigsaw puzzle

枯れることを期待されて待たれた時間

指はPieceをYesと言わない
無理にはめ込もうとしても反って
床に散らばるそれらしき欠片を
拾う振りしてポケットにしまったね
わたしは何も言えずに
だから

過去に怪我をした指先の傷
触ってももうあたらなくなったよ
ひとり言のようだけど誰でもいいから聞いて
そして「良かったね」とひとごとのように言って
それでも私は「うん」といって笑うから

自分のなかに片隅を置いて
窓から差し込む脆い日差しが
床をつたい壁を昇っていくのを
傍観のようだけど意識はしている
顔も上げずに夢中になって
そして

絵のない真っ白のパズルを仕上げなくちゃ

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