こころのいちばんやはらかいところ

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誰しも心の底のくぼみに
泪の水たまりを持っていて
その人肌が絶えないように
そっと抱きしめている

子どものころから少しずつ
いろんな理由で泪を流し
大人になると呑みこむから
どんどん増えてゆく

何も無かったかのように
時に、忘れて日々を過ごし
または思い出さないように
傍に誰かを置いて

街が夜の帳に覆われて
人混みのなかで不意に襲う
喧騒の波に追いやられて佇む
こみ上げるやるせなさ

本当はみな気付いている
だけど決して口にしない
それでも時を守ることが
生きる約束だから

あなたはあたたかいね
このまま少しの間でいいから
抱きしめてくれる?
そんなことを言ってしまいそうな夜だってある
そしてまた それを呑みこむ

── そして そっと泣く


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2 Comments

waravino says..."そのむかしのなみだは"
ワイン一本。開けて眠ったら。
どうやら理性がなくなってしまったらしく。
わんわん泣きながら。
好きな女性の名前を叫んでいた。

明くる朝。気持ちよく目が覚めた。
心の中が軽くなって。
重い荷物がなくなったような気がした。

ひどい二日酔いで。
腰が立たなかったのには。
参ったけれど(汗
2010.09.07 20:54 | URL | #- [edit]
ノラ says..."waravinoさんへ"
そんなwaravinoさん、
お待たせしてすいません。

素敵な話をありがとうございます。
人は泣く『時』を探しているんだと思います。
誰も居ないのに、誰に遠慮することもないのに
なかなか『わんわん泣く』というのは出来ません。
その行為には凄いエネルギーを使いますから、
そうたくさんあっては身が持ちませんが。

理由はさまざまですが、私も過去に一度だけ経験があります。
理性が利かないというより
その間は『無』といったほうが分かりやすいかもしれません。
不思議な経験でした。

いつもありがとうございます^^。

2010.09.08 18:23 | URL | #- [edit]

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