こころのいちばんやはらかいところ

0

マグノリア


あたしは庭園のモノではないけれど
普段は路肩で車の愚痴を眺めて
雨上がりの小学生の傘に打たれて
子どものすること、許したるか
ねぇ、ちょっと顔を上げてよ
あたしは白木蓮っていうの
いつも空を見上げている

ほら、私を仰いでその先を気づいて
流れる雲を追いかけて
ボクはどこから来て
どこにいくんだろう、って
空と話せる少年におなりよ

あたしは忘れられた庭の片隅にいて
花の時期にしか思い出されない
直にくる桜に物語を奪われるけれど
自分で言うか?謙虚さとか
ねぇ、ちょっと立ち止まって
あたしは白木蓮っていうの
いつも風と話をしている

ほら、私を眺めてその声に気づいて
誰かの唄に耳を澄まし
キミはどこに居て
どんな人なんだろう、って
風と話せる少女におなりよ

あたしたちは何処にでもいる
ほら、ここ


該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。