こころのいちばんやはらかいところ

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夢は夢


物分りがいいことを求められて
後ろの少女は口をつぐんだ
見えない距離は耳を澄まして
かすかに響く鼓動をたよりに

暗闇に誘導のための点滅ランプ
心拍のような規則正しさ
それすらも次を打つまで長く
考え事で空を見てると見過ごして

不信感か?と訊ねられても
結び目を渡されたわけでもなく
するりと抜けてしまいそうな糸を
イメージを頼りに必死に握り締めて

そんな私をあざ笑うかのように
風は試すように私を前のめりに
移り往く春 翻るコートの裾
ボウ、ボウと感傷をふり払う

自分を残念に思う心が
呼び出してはにじり寄り
分別は紙に書いただけの文字となる

眠ることを知らず
目を開けてみるユメと潜りこむ夢

古典というには志が低く
前衛というには縛られて
アングラまでは汚れず

夢は夢



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