こころのいちばんやはらかいところ

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音色


声にならずとも口をよみ
わたしの唇は復唱する
か細い糸はたちまち震え
悦びや哀しみを奏でる
あぁ、きみの音色がすき

水面下の低音ソニック
泪を住処とする哺乳類
生きとし生けるものたち

存在というものに名前をつけて

いま生まれたものに敬謙なキスをし
そばから死んでいくものに祈りを捧げ
記憶という墓標の前でレクイエムを



誰でもいいわけじゃない
誰ならいいわけでもない
あぁ、きみの音色で
わたしを呼んで!

鼓膜に残るほどに


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