こころのいちばんやはらかいところ

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もしも彼女が眠ったら


存在を知る手がかりが
誰かを想うことならば
誰に想いを馳せようか
身体の飢えなら誰でもよかった
鈍感を相手にのぼりつめる振り
汚れてく嘘を眺める勇気もなく

(知らない人についていっちゃだめ)

わたしの後ろに隠れて怯え
スカートの裾を握る少女の
不安で握り締めた拳を解き
わたしは彼女に親身になる


彼女が眠った月夜の晩
わたしがいなくなるとき掴まえていて
「おまえは中にいる」と言って
もどかしい言葉が空回るとき
ただ、
側にいたいと願うとき
体温が沁みわたって
生きていると感じたいとき
今だけは
ひとりじゃないと信じさせて

もしも彼女が眠ったら

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