こころのいちばんやはらかいところ

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泣き色の空


いちばん低いところから
いま決めた日課のように
今日に手を振る空を見上げた
西に浮かぶ雲の画用紙

なんだかさ、
微笑む仕草を止めたら
泣いてしまうような色
悲しいとは違うけど
泣いてもワルクナイ色

夕暮から夜への
グラデーションのちょうど真ん中
突っ立ったままの電信柱
町をかたどる暮しの稜線
急かすように叩かれる肩

だんだん無口の色になる
どんどん無口の色になる

あたしにお構いなしで
微笑っていたのは
泣き色の空








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