こころのいちばんやはらかいところ

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シンセツなヒト


彼はとても親切な人だ
──過ぎるほど


わたしは
根の張らない会話で
ぼんやりと遠くを見てる
ひとりになりたいときも
どこからか継ぎ接ぎの会話を拾ってくる
ざらっとしたこころを手で抑え
気遣いに笑顔で返したものの
苦手なレバーを噛まないで
飲み込んだときの感覚に似てる


彼はみんなのなかで
とても親切で通ってる
分け隔てなく

偉いな、と思う

だから
逸れたときは
そっとしておいて欲しいのだが

彼はとても親切な人だ
──過ぎるのだ


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