こころのいちばんやはらかいところ

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父の背後で


父は俯くひとでは無かったが
前傾がかった後ろ姿に
小さくなった、と。

決して遠くはなくなった眼差しを
まるで
うたた寝の肩に
カーディガンを掛けるように投げた
せっかちで追いつけなかった足取りも
今では迷子になるようで
寂しさと切なさで呼び止めた

皺だらけの瞼に殆どを覆われた奥で
まだ キラリと光るものがある
まだ 懼れるものがある
一寸たりとも乗り越えたりしない
あなたの子供でいられることに安堵する

父は 
小さくなってしまってはいるが

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-2 Comments

葉月 says...""
お盆にはあちらに行っていたのですか?

私も母の歩く姿を見ながら年月が流れたことを
感じていました。

会うのは久しぶりでしたか?

このまま秋になればいいのに・・と思う夜ですね。
2011.08.20 21:49 | URL | #- [edit]
ノラ says..."葉月へ"
葉月へ。
お返事が遅くなってしまい
本当にごめんなさい。

お墓参りのときに思った
詩と言うより独り言ですね(苦笑)
会うたびに、小さくなっていく父。
でも、その距離が縮まることはなく
親子でいられる有り難さなのかなぁ、って。

秋の扉を叩く音は聞こえましたか?

ありがとうございます。
2011.08.23 19:13 | URL | #efsCvMvQ [edit]

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