こころのいちばんやはらかいところ

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晩秋の浜辺


水平線の波の正体
鳥は魚群を追っている
私には遥かなる安心感がある
鳥達は遠さの記号になった
啄ばまれた波が
何時、たどり着くのか
数え待つことが出来ない
反射と拡散をくり返す光は
風景という時差に惜しげもなく与え続け
ずっと其処に在るもの
身勝手な願いにも似た

私は少し左に傾いた
それはチロチロと
生きもののように群れて曳く

わりと近く
すぐそこ
でももう見ることは出来ない
訊き返さなかった言葉みたいに


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