こころのいちばんやはらかいところ

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わたしが言葉と向き合うとき
そこには誰も居ない
誰かがそれを読み始めたとき
そこにわたしは居ない

わたしは愛について問う
そして誰かが答える
わたしは何も訊いてはいない
あなたは自問自答したのだ

わたしが核と対峙するとき
沈黙の群衆が取り囲む
それらの膚の荒々しい部分で
古い細胞を削ぎ落とす

わたしが愛をうたう
すると誰かの鼓膜が震える
わたしは何も歌ってはいない
あなたが唄った声なのだ

わたしの森

誰かがわたしを鳥瞰する
わたしは水脈を証す
わたしは自らを生み続けるが
報せを馳せることはない

誰かが愛について問う
わたしはそれに答える

耳を澄ますとき
瞼をそうっと閉じる時の静けさだと

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