こころのいちばんやはらかいところ

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春の嵐


なにかが動く
それは
それが
春なのか

やがて忘れゆく大地に
根を下そうとする種子
そこに居ついても
だれも、
なにも、
わたしの、
世界の、
今日など、
ましてや明日など


大風は
その眼力で
頼りない土を吹き飛ばし
目を擦る木々を揺さぶり
軒下の暗がりを覗き込み
黙ったままの屋根を脅す
そして
法廷のような笑みの無い
迫り降りる空に向かって
詰問する


おまえは 
どこに 
いるのだ!


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