こころのいちばんやはらかいところ

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タブレット

方向性が無いと言い訳をしながら
縦横無心に言葉を浪費して
だれのものでもなく
だれも受け入れるでもなく
自分の居場所を確かめるだけの

硝子の箱に閉じ込めた昔
かつての箱が見当たらない
禁断の箱が消えている
黄色のKeep Outで
ぐるぐるに巻かれたルールの箱

すべての時間が前に倒れて
薬の抜けない体は
重力に逆らって後ろに倒れた
指先の鉛の残骸が錘のよう
脳味噌も金属みたいに重い

似非病人は進んで紐解く
空っぽに満たされる症状
行き所の無いこころに
タブレットを放り込み
あ…、とデジャヴに気づく

結局、四方八方に散ったあたし
呼び戻す符号を考えていなかった
抜け殻と化した固体に
堆積してゆく手放しの効能
ジェネリック?なんでもいいです

処方してください。

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